一部ではパロディ漫画の最高峰との呼び声も高いジャンプ漫画「太蔵もて王(キング)サーガ」(2005年〜2007年)をご存知だろうか?少年ジャンプの第2次黄金期とも言えるあの時代に他の人気漫画をネタにするという「パロディ」をもちこんだこの作品。

「いちご100%」「デスノート」「アイシールド21」「魔人探偵脳噛ネウロ」「ブリーチ」「テニスの王子様」などが連載されていた当時のジャンプ作品をさらに面白くしてくれた思い出深い作品だ。パロディという手法を意識するようになったのはこの漫画と、少年サンデーの「ハヤテのごとく」(2004〜2017)のせいで、元ネタがわからなくても何だか面白い、じゃあ、元ネタは?とどんどん漫画やアニメの守備範囲を広げていくことになる、今で言うところの「沼」の入り口だった作品。

特に「ジョジョの奇妙な冒険」のパロディが多く、ちょくちょく画風が荒木飛呂彦(あらきひろひこ)になる。ギャグ漫画+パロディの切れ味が鋭く、先週の「ブリーチ」のシリアスな場面をネタにしてた時は思わず吹いた覚えがある。好きな人は好き、ハマる人はハマる、あの頃のジャンプに夢中になっていた人にもう一度読んでほしい、おすすめのパロディ・ギャグ漫画「太蔵もて王(キング)サーガ」を紹介したい。

「太蔵もて王(キング)サーガ」とは─

 

掲載誌 「週刊少年ジャンプ」2005年〜2007年 全8
作者・他作品 大 亜門(だい あもん)
・「大亜門短編集 クレイジー大亜門道(全1巻)
・「無敵鉄姫スピンちゃん」(全1巻)
作者について

 

週刊連載前からMAD COMPANYと言うサークルで同人活動をしているらしく「とらのあな」で調べたら2016年ごろから「刀剣乱舞」や「キンプリ」の同人誌を描いていた。綺麗な線で描かれているが、テンポ、センス、絵柄は大亜門先生なので安心した。既婚者で奥さんも漫画家らしい。ジャンルが女性向けなのはその影響なのか…?【とらのあな】https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040030420680/

・ジャンプの同じ連載漫画をタイムリーにネタにすることが多く、その場合は許可を取っていたらしいが、そのネタになった漫画のファンからは応援の声とともに苦情を受けていた。いわく、「パロディ愛にあふれている」「パロディがきっかけで太蔵にはまった」「大好きです。愛してます!」と同じ熱量で「内容をパクるなんて最低!」「私の好きな漫画をネタにするな!」「てめーなんか死ね!!!」というファンレターと脅迫状が届くことを3巻の作者近影で語っている。苦情の大半は多分「BLEACH」の狂信者だと思う。あれをネタにできるのはすごいし、当時めちゃくちゃ笑ったんだけどな……。やっぱり過激派には許容できないかぁー。

・2007年発売の「太蔵」7巻の作者近影にて30歳になったと語っているので2021年現在で44歳だと思われる。『うんこやオッパイではしゃがないカッコいい大人になりたい』とも語っていたが10年後に描いた「キンプリ」の同人誌の試し読みしたら、ちんこブラブラさせながら踊ってんじゃねぇか!?
【とらのあな】https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040030558683/

 

キャラクター紹介

 

 

パロディの元ネタ

 

 

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